仕訳対策教材「重要仕訳TOP100」

簿記2級 重要仕訳TOP100「賃率差異の計上」

仕訳問題

難度:高・中・

重要度:A・B

直接工の賃率差異を計上した。前月未払高は280,000円、当月支払高は700,000円、当月未払高は250,000円、当月の直接工の直接作業時間は300時間、間接作業時間は100時間であった。なお、直接工の消費賃金の計算には1時間あたり1,600円の予定消費賃率を用いている。

勘定科目は次の中から最も適当なものを選びなさい。
材料 賃金 仕掛品 製造間接費
製品 売上原価 材料消費価格差異 賃率差異

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
賃率差異 30,000 ※1 賃金 30,000

※1 640,000円-(700,000円+250,000円-280,000円)=▲30,000円

解説

賃率差異の計上に関する問題です。

問題文の「前月未払高は280,000円、当月支払高は700,000円、当月未払高は250,000円」から当月消費額(実際消費額)を計算しましょう。

当月消費額の計算
  • 当月支払高:700,000円
  • 当月未払高:250,000円
  • 前月未払高:280,000円
  • 当月消費額:700,000円+250,000円-280,000円=670,000円

また、問題文の「当月の直接工の直接作業時間は300時間、間接作業時間は100時間であった。なお、直接工の消費賃金の計算には1時間あたり1,600円の予定消費賃率を用いている。」から予定消費額を計算し、当月消費額との差額を賃率差異で処理します。

予定消費額の計算
  • 直接労務費:@1,600円×300時間=480,000円
  • 当月未払高:@1,600円×100時間=160,000円
  • 予定消費額:480,000円+160,000円=640,000円
賃率差異の計算
  • 予定消費額:640,000円
  • 当月消費額:670,000円
  • 賃率差異:640,000円-670,000円=▲30,000円(借方差異・不利差異)
田口先生1
田口先生
予定消費額と比較するのは当月消費額です。うっかり当月支払高と比較しないように気をつけましょう。

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重要仕訳TOP100 全問リスト

1.商品売買(全11問)
2.債権・債務(全12問)
3.外貨建取引(全4問)
4.有価証券(全9問)
5.固定資産(全22問)
7.社会保険・税金(全8問)
8.純資産(全10問)
9.本支店会計(全3問)
10.その他(全5問)
11.工業簿記(全10問)
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