仕訳対策教材「重要仕訳TOP100」

簿記2級 重要仕訳TOP100「材料の購入(本社工場会計)」

仕訳問題

難度:高・・低

重要度:A・B

製品製造用の素材500kg(購入代価:800円/kg)、工場で使用する消耗工具器具備品150,000円(購入代価)を掛けで購入して倉庫に搬入した。なお、購入あたって本社は10,000円の引取運賃を現金で支払った。また、当工場では工場会計を独立させており、工場元帳には以下の勘定科目が設定されている。工場において行われる仕訳を示しなさい。

勘定科目は次の中から最も適当なものを選びなさい。
材料 賃金 製造間接費 仕掛品
原価差異 製品 本社

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
材料 560,000 ※1 本社 560,000

※1 @800円×500kg+150,000円+10,000円=560,000円

解説

材料の購入(本社工場会計)に関する問題です。

本問は、問題文の「当工場では工場会計を独立させており」から、工場会計が独立していることが分かります。

工場側の仕訳を考えるさいには、まず「工場会計が独立していない場合の仕訳」を考えたうえで、工場元帳に設定されている勘定はそのまま使い、設定されていない勘定は本社に置き換えます。

工場会計が独立していない場合の仕訳

材料の購入原価は、購入代価に付随費用(本問は引取運賃)を加算して求めます。

材料の購入原価
  • 購入代価:@800円×500kg+150,000円=550,000円
  • 引取運賃:10,000円
  • 購入原価:550,000円+10,000円=560,000円
参考:工場会計が独立していない場合の仕訳
(借)材料 560,000
 (貸)買掛金 550,000
 (貸)現金 10,000

工場側の仕訳

上記の「工場会計が独立していない場合の仕訳」のうち、材料は工場元帳に設定されているのでそのまま使い、設定されていない買掛金・現金については本社に置き換えます。

勘定科目の意味
  • 工場側の「本社」勘定:正しい勘定科目が本社側に設けられていることを表す勘定科目
  • 本社側の「工場」勘定:正しい勘定科目が工場側に設けられていることを表す勘定科目
解答:工場側の仕訳
(借)材料 560,000
 (貸)本社 560,000
参考:本社側の仕訳
(借)工場 560,000
 (貸)買掛金 550,000
 (貸)現金 10,000
田口先生1
田口先生
本社工場の工場側の仕訳を考えるさいは、まず全体の仕訳(工場会計が独立していない場合の仕訳)を考えたうえで、工場元帳に設定されていない勘定科目を「本社」に置き換えましょう。

重要仕訳TOP100 全問リスト

1.商品売買(全11問)
2.債権・債務(全12問)
3.外貨建取引(全4問)
4.有価証券(全9問)
5.固定資産(全22問)
7.社会保険・税金(全8問)
8.純資産(全10問)
9.本支店会計(全3問)
10.その他(全5問)
11.工業簿記(全10問)
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